AIで指名手配被疑者の今の姿を予測 ヤフーなど3社がプロジェクト「TEHAI」を始動など【AI最新ニュース】

AIで指名手配被疑者の今の姿を予測 ヤフーなど3社がプロジェクト「TEHAI」を始動など【AI最新ニュース】

データセンターの物理的セキュリティ面でAIがどのように使用されているか

How AI Is Used in Data Center Physical Security Today
https://www.datacenterknowledge.com/machine-learning/how-ai-used-data-center-physical-security-today
(DataCenter Knowledge 2020/09/28)
・AIを活用したツールは誇大広告ぎみであるが、データセンターの物理的セキュリティに関しては、AIは「画像と音声の認識」、「異常検出」、「予測分析」の3つの面で既に大きな違いを生み出している。
・「画像と音声の認識」では、顔認証はもちろん「部屋の滞在者の管理」や「所有物・携帯物のチェック」などが可能となっており、今後10年間で監視カメラの標準機能としてAIによる分析はデフォルトになると予想されている。
・「異常検出」では通常の行動を行っていない人物や車両の検出が容易となり、人間ではチェックできない部分も確認できるためトラブルを未然防ぐことが可能となっている。
・「予測分析」ではシステムのメンテナンス以外にはあまり利用されていないが、今後は社内データとSNSなどの外部データを複合的に用いることで注意すべき人間を予測できるようになることが期待されている。

エッジデバイス用の新しいAIモジュールでIntelとGoogleに挑戦する新興企業Hailo

Hailo challenges Intel and Google with its new AI modules for edge devices
https://techcrunch.com/2020/09/30/hailo-challenges-intel-and-google-with-its-new-ai-modules-for-edge-devices/
(TechCrunch 2020/09/30)
・高性能AIチップで知られるテルアビブを拠点とする新興企業Hailoが、M.2およびMiniPCIe高AIアクセラレータモジュールの発売を発表した。
・これらの新しいモデルは、Hailo-8チップをベースにしており、スマートシティやスマートホームソリューションから産業用アプリケーションまで、あらゆるエッジデバイスで使用することを目的としている。
・同社の開発したモデルは、26テラオペレーション/秒(TOPS)と3 TOPS/Wの電力効率を備えており、エッジモジュールがIntelのMyriad-XおよびGoogleのEdgeTPUモジュールよりもはるかに多くのフレームを分析できると主張している。

AIで指名手配被疑者の今の姿を予測 ヤフーなど3社がプロジェクト「TEHAI」を始動

https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/2010/01/news038.html#_ga=2.75120859.878387087.1601858529-705825350.1596009366
(@IT 2020/10/01)
・ヤフー、電通デジタル、パーティーの三社が2020年9月30日、指名手配被疑者の情報提供の促進を目的として、犯行当時の写真から現在の姿をAIによって予測するプロジェクト「TEHAI(てはい)」を開始したと発表した。
・2020年8月末現在、指名手配被疑者は約630人で、そのうち警察庁指定重要指名手配被疑者(総計12人)の5人の現在の姿をAIを用いて予測し、Webサイト上で公開している。
・同プロジェクトでは、加齢変化を得意とするAIや、同一人物の老化前後の写真から共通の特徴量を抽出するAIなど複数のAIを採用しており、結果に関しては予測したパターンのうち9つを公開するなど予測に幅を持たせている。
・数万枚の顔写真データセットから数万回の学習を実施しており、実際の加齢後の写真があるデータと生成したものと比較することでAIの確かさを検証したとしている。