ポテトチップスの「食感」をAIが数値化、何の目的で?ほか【AI最新ニュース】

ポテトチップスの「食感」をAIが数値化、何の目的で?ほか【AI最新ニュース】

世界人工知能大会(WAIC)が上海で開催、オンラインでライブ配信

https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/07/7d90c9436d99e469.html
(JETRO 2020/07/17)
・2020年世界人工知能大会(WAIC)が上海で「Intelligent Connectivity, Indivisible Community(知識のつながり、不可分のコミュニティ)」をテーマに動画サイトを通じたオンライン形式で開催された。
・オンライン形式で合計1億1,500万人が参加したとされ、今大会で発表された情報や新技術の活用シーンを紹介するオンラインサイトでは、7月11日午前10時までの累計閲覧回数が200万回を超えている。
・改めてAIの可能性について言及されたうえで世界的な協力の必要性が強調され、基調講演としてテスラ社のCEOであるイーロン・マスク氏が登壇しAIのセンシング面の発達と認知能力の低さについて言及したうえで、今後中国でAIチップの開発やエンジニアチームの立ち上げを行うことを明らかにした。

ポテトチップスの「食感」をAIが数値化、何の目的で?

https://news.yahoo.co.jp/articles/abe708357119f5cd5cf29dc97fc2cdfd976110c6
(ニュースイッチ 2020/7/17)
・東京電機大学理工学部の武政誠准教授らは、AIを利用し、食べ物のおいしさの6割を占めるとされる「食感」を数値化して食品を判別する技術を開発した。
・複数のスナック菓子に対して、奥歯に見立てた圧縮装置で2000回以上の圧縮試験を実施し、加えた力の大きさや食品の変位量の時間変化のパターンを「教師データ」とすることで、スナック菓子の圧縮試験の分析データを自動分析する手法を確立し、3種類のポテトチップスを80%の正解率で判別することに成功した。
・食感と売り上げの関係を調べ、開発した食品の市場性を調べるなどの使い方が期待されており、また食感の分析から高齢者の誤嚥による死亡リスクの低減などにもつながる可能性があるとされ、今後、プリンなどの柔らかい食品などでも研究を進める。

AIが職業斡旋を民主化する時代 中小企業の負担減にも期待

https://forbesjapan.com/articles/detail/35797
(Forbes Japan 2020/07/20)
・7月上旬に韓国省庁のひとつ雇用労働部と韓国雇用情報院が、日本のハローワークの位置づけにある職業ポータルシステム「ワークネット」で、「The Work AI」というサービスの稼働を開始した。
・求職者の履歴書や求人企業の採用情報に記述された各種データを分析し、両者にとって最適なマッチングを行うとしており、とくにAIによって中小企業でも大手企業レベルの採用情報を作成できるようになるという。
・将来的にThe Work AIが職業を斡旋する際に使用する、職務に関するキーワードのビッグデータを、民間にも公開していく予定で、学校での進路指導や、企業の雇用サービスの質を高めることを目的としているという。