なりきりAIキャラ「京町セイカ」京都・精華町と民間研究所が共同実験、ほか

なりきりAIキャラ「京町セイカ」京都・精華町と民間研究所が共同実験、ほか

セキュリティが最優先:AIはとても簡単にハッキングされる

Security first: Your AI is so easy to hack …
https://venturebeat.com/2020/06/29/security-first-your-ai-is-so-easy-to-hack/
(Venturebeat 2020/06/29)
・AIを利用することが容易になってきたことで、何らかの形でAIを組み込む企業は増えてきているが、AIモデルが長期にわたって信頼性を維持できるようなAIのセキュリティに関して適切な対応をしている起業は少ない。
・特にShadow AIと呼ばれる、AutoMLの発展などを背景に機械学習やセキュリティの知識を知らないにも関わらずAIやAI関連のサービスを利用することが、セキュリティに著しい問題をもたらす可能性が高いことが指摘されている。
・AIに詳しくない部門がAIを利用する際は、Shadow AIになることを避けるために、内部のAI開発チームとの緊密な連携をとり、AI管理を一元化して継続的に管理と監視していく必要がある。

都築電気、貫水に「画像認識AIを活用した不良品排除システム」を試験導入

https://news.yahoo.co.jp/articles/7ac6f0283ba6e1a3ed44b7250b444e5772248d03
(BCN Media Portal 2020/6/30)
・都築電気が、ミネラルウォーター製造を行う貫水に対して「画像認識AIを活用した不良品排除システム」の試験導入を開始したと発表した。
・貫水は6人の従業員で1日に約6万本のミネラルウォーターを製造・販売する熊本の企業で、同システムは中小企業庁の通称「ものづくり補助金」の対象として採択されたもの。
・同システムでは、製造ラインにバックライト、カメラ、レーザーセンサを設置し、カメラで撮影した製品画像を、不良検知AIを搭載したPC端末に送信して、結果を確認する。

日立、AI活用の細胞分離装置、新興と21年事業化

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61024160R00C20A7TJ1000/
(日本経済新聞 2020/07/01)
・日立製作所はがんの治療薬や再生医療に使う細胞をAIで高速に取り分ける装置の2021年の発売を目指す開発を、東京大学発スタートアップのシンクサイト(東京・文京)と組み行う。
・がん治療などでは、細胞から特定の細胞だけを取り出す工程が必要であり、特殊な光を細胞にあててそこから得られる波形をAIで解析することで、細胞の形を瞬時に見分けることで、目的の細胞だけを分離する。
・開発する装置はシンクサイトの技術を利用するもので、「シンクサイト」ブランドで販売する計画で、日立は製造や販売開拓に協力する。

なりきりAIキャラ「京町セイカ」みんなで育てて 京都・精華町と民間研究所が共同実験

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/298061
(京都新聞 2020/07/03)
・京都府精華町とNTTコミュニケーション科学基礎研究所(同町)は、将来的に町役場に設置し窓口案内などでの活用を目指し、町のキャラクター「京町セイカ」のなりきりAI共同実験プロジェクトを実施する。
・町民や京町セイカファンがウェブ上の専用サイトに情報を書き込むことで、京町セイカのAIを「育て」て、個性的なふるまいをすることを目指す。
・なりきりAIには、1万~2万件のデータ登録が必要とされており、地域の人々にも参加してもらう形でなりきりAIを作成するのは初めての取り組みとしている。