AI関連ニュース(2020年4月8日)

AI関連ニュース(2020年4月8日)

直近のAIについてのニュースをピックアップしてまとめました。

人工知能なのか、それとも人間の知能なのか?AIを偽称する企業たち

Artificial Or Human Intelligence? Companies Faking AI
https://www.forbes.com/sites/cognitiveworld/2020/04/04/artificial-or-human-intelligence-companies-faking-ai/#60371de9664f
(Forbes 2020/04/04)
・文字起こしや予約のスケジューリングなど、実際には人間が実行していながら、あたかもAIによって行われているようにみせかける「疑似AI(pseudo AI)」が存在している。
・こうした疑似AIの存在は、AIが実際に実行できるとしていることの本質を損なう可能性があり、AIへの誤った理解や落胆がうまれてしまう危険性がある。
・AIを偽称して人間を挟むことで過酷な低賃金労働の発生源になったり、プライバシーと機密性の問題につながる場合もあり、適切な情報発信が求められている。

部下の気持ちがわかる?上司専用の「おせっかいAIツール」

https://diamond.jp/articles/-/233593
(ダイヤモンドオンライン 2020/04/04)
・世界的に従業員体験(Employee Experience:EX)を向上させることが企業の重要なミッションのひとつとなってきている。
・HRTechで世界からも注目を浴びるKAKEAIは性格診断データやチームメンバーからの報告データをAIが分析し、部下の性格や感情を可視化するサービスを提供している。
・人事部門向けではなく現場のマネージャー向けであり、最大の特徴は上司と部下のコミュニケーションデータを蓄積し、上司間で共有できる仕組みとなっている。

~無人 AI レジによる初の地方創生の取り組み~北海道新冠町の野菜直売所にワンダーレジを設置

https://www.jiji.com/jc/article?k=000000003.000056231&g=prt
(時事ドットコム 2020/04/05)
・北海道新冠町で持続可能な野菜直売所の運営を構築するために人工知能搭載型レジを導入する。
・全国的に進む人口減少に伴い、特に低人口地域でみられる人手不足や人件費が収益を圧迫するなどの問題を解決し、持続可能な小さな経済圏を維持することが狙い。
・店舗経営は北海道の一般社団法人ナンダモが行い、レジに関する技術は東京のサインポスト株式会社が担当している。