新世代AI、五感で大進化 「察する力」に人間らしさ、ほか【最新AIニュース】

新世代AI、五感で大進化 「察する力」に人間らしさ、ほか【最新AIニュース】

シャオミ、AIアシスタント搭載のマウスを発売 スマートスピーカーや翻訳機能も備え

https://news.yahoo.co.jp/articles/1b5a26e5a4b6ef75aaace35771ef4fbba7463873?page=1
(36KrJAPAN 2020/07/13)
・スマホ・IoT家電大手のシャオミ(小米、Xiaomi)がAIアシスタントの「小愛(Mi AI)」を内蔵してスマートスピーカーとしても利用できるマウスを発表した。
・スマートスピーカーを使用するときと同じように、マウスに話しかけて様々な操作を行うことができるが、スピーカー機能はないためパソコンのスピーカーを使う必要があり、また音声認識でアプリを起動できるが、ダブルクリック以上の利便性は感じない。
・他社との差別化を図って導入したと考えられるが、一方で現在のところそこまで利便性が高いものとは考えられないため、今後の他デバイスへの小愛を搭載するための布石とみられれる。

新世代AI、五感で大進化 「察する力」に人間らしさ

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61390820Q0A710C2MY1000/
(日本経済新聞 2020/07/13)
・人間が五感を通じて周囲を理解するように、複数のデータをもとに高度な判断を可能とする「マルチモーダルAI」の実用化が現実のものとなってきた。
・大成建設とAI開発のエクサウィザーズが作ったAIロボットは人間の五感に近い感覚を身につけつつあり、例えば粘り気の異なる液体の扱い方を異なるデータをもとに学習し適切に扱えるようになった。
・商標などの調査、手術内容の記録、高齢者の見守りなど応用先がひろく世界では、米国のIBMとMITが設立した「MIT-IBM ワトソン AIラボ」が最先端のマルチモーダルAI研究に取り組み、注目が集まっている。

AIによる農地の形状変化の特定に成功!

https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2020/pr20200710/pr20200710.html
(産総研 2020/07/13)
・農林水産省は、国立研究開発法人産業技術総合研究所(「産総研」)との共同研究の成果として、AIにより人工衛星画像等を解析し、形状変化のあった筆ポリゴン(農地の区画情報)を含む区画を抽出する手法を開発した。
・これにより、従来は5年を要していた筆ポリゴンの更新が1年で可能となり、農地情報のデジタルインフラとして、スマート農業の推進やデータ駆動型の農業経営の実現に貢献できることが期待されている。
・本年度から毎年「筆ポリゴン」を更新する取り組みが開始されること、また新たに「画像解析による農地の区画ごとの作付け状況の把握手法の開発」に取り組むことも発表された。

【世界初】不在配送問題をAIで解消「不在配送ゼロ化AIプロジェクト」不在配送9割減の電力スマートメーター連動の実証実験とは

https://robotstart.info/2020/07/09/absent-delivery-ai.html
(ロボスタ 2020/07/13)
・日本データサイエンス研究所(JDSC)は佐川急便、東京大学と研究開発を進めている「不在配送ゼロ化AIプロジェクト」に、新たに横須賀市とグリッドデータバンク・ラボが参画することに合意したと発表した。
・もともとJDSCと東大が行っていたスマートメーカーから得られる電力データをもとに不在配送を避けるルートを示すAIを開発しており、2019年9月に佐川急便の持つ配送実績データでシュミレートしたところ一定の効果が認められたことから同社も同年10月から参画していた。
・不在配送は日本において、全宅配件数のおよそ2割で、走行距離の25%にあたるため、実証実験が成功した場合大きな効果が期待できると想定されている。