2滴の血液からAIが血液分析:「Sight Diagnostics」が7100万ドル調達【AI最新ニュース】

2滴の血液からAIが血液分析:「Sight Diagnostics」が7100万ドル調達【AI最新ニュース】

2滴の血液からAIが血液分析:「Sight Diagnostics」が7100万ドル調達

https://thebridge.jp/2020/08/sight-diagnostics-raises-71-million-for-blood-testing-computer-vision(BRIDGE 2020/08/11)
・AI搭載の血液分析装置を開発するSight Diagnosticsが、これまでに調達した総額の倍以上となる7,100万米ドルを調達したことを発表した。
・同社の分析装置(Olo)は、血液をまず、分解能が1,000超の高解像度カラー顕微鏡画像としてデジタル化し、次に4年間の臨床研究から得られた0.5ペタバイトもの匿名データでトレーニングしたコンピュータービジョンアルゴリズムを実行し、細胞の種類を特定・カウントする。
・従来の検査では専門家が数日かけて処理する必要があったが、Oloは対照的に、一般の人でも十分操作できるほど簡単で高性能であり、低所得者や発展途上国などの人々にも提供できることを目的としている。

注目の成長スタートアップ100社から見る中国のAIトレンド

https://thebridge.jp/2020/08/2020-china-ai-startup-potential-top-100-pickupnews(BRIDGE 2020/08/11)
・2020年の世界人工知能会議で、iyiou(億欧智庫)が中国における人工知能ビジネス実装に関する調査報告書を発表し、ポテンシャルの高いトップ100社、成熟した60社を発表した。
・報告書は2012年以降の中国におけるAI企業とAI市場について包括的にまとめており、AI技術に特化する形から現在はAIを活用するフェイズへと移行していることを示している。
・ポテンシャルのある100社のほとんどは、国立のAI研究所があることや高いレベルの大学がある北京と上海に集中していること、また新興企業の発展は2016年をピークとしており、現在はビジネス応用を目的とした形でのAI開発が中心となっていることが報告された。

IBMが海洋ごみに関する質問に答えるためにAIアバターを構築した理由

Why IBM Built An AI Avatar To Answer Questions About Marine Litter
https://www.forbes.com/sites/jeffkart/2020/08/10/why-ibm-built-an-ai-avatar-to-answer-questions-about-marine-litter/#4c53c3bc2923
(Forbes 2020/08/10)
・IBMとUNEPは、体系的にまとめられたグローバルな海洋ごみデータベースの欠如と、どこからでもまとめられた情報にアクセスする簡単な方法の欠如という二つの問題に解決するために数年間協力して取り組んできた。
・今回、それらの問題を解決し、行動につながるよう海洋ごみの問題とユーザーとを感情的な絆でつなぐためにIBMとその関連会社はAIアバターのSamを開発した。
・AIアバターを活用し、アクセスが難しく利用するのが困難なデータを多くの人に有効活用できるようにすることで、感情的な部分から問題にアクセスすることが人々の行動に働きかけると想定している。