防災に関連するAIについてのニュースをまとめました。
列島防災にAI活用 災害画像分析、自治体導入広がる
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54558230Y0A110C2AM1000/
(日本経済新聞 2020/01/18)
・AIやSNSを活用して防災に生かす取り組みが各地の自治体で広がっている。
・AIがSNSを分析して災害や救助に必要な情報を自動で提供するシステムの導入などが広がっている。
・また突発的な災害に対応できるAIアナウンサーを導入するなどして情報提供にも務めている。
人工知能で50キロ先の津波予知へ、福岡工業大学が実験開始
https://this.kiji.is/604856780141347937?c=220450040231249399
（大学ジャーナル 2020/02/25）
・福岡工業大学は三次元画像解析とAIによる分析技術を活用した津波監視の実証実験を開始した。
・地震が発生したあと津波がいつ起き、どのような規模で陸上部を襲うのか正確に予知する技術が確立されていなかった。
・沖合の津波を高性能カメラで正確に撮影しAIが分析するもので、実用化されれば20～30分前に正確な津波余地が可能になる。
災害復旧におけるAIと機械学習
AI AND MACHINE LEARNING IN DISASTER RECOVERY
https://blog.eccouncil.org/ai-and-machine-learning-in-disaster-recovery/
(EC-council 2020/02/9)
・AIによって、災害による潜在的なリスクをより正確に予測することができる。
・予測にもとづいて災害復旧および事業継続計画のさまざまな部分を自動化および制御することができる。
・災害発生後の災害の重大度の認識および対応なども迅速に評価、処理できるようになる。
グローバル化に伴って相互影響関係が広範化し、何がどのように影響を与えるのか非常に現代はわかりにくくなっている。特に企業などではサプライチェーンが多くの国と関連するようになっている以上、災害などが与える影響をできるだけ正確に予測し、対応する必要はより重要性が増し、また求められていることになる。AIが予測を得意としている以上、防災分野におけるAIの重要性は今後も重要性が増すと考えられる。