最新の気になるAI関連ニュースをピックアップしてまとめました。
経産省が「第2期AIフロンティアプログラム」の育成対象者を公募
https://www.meti.go.jp/press/2019/03/20200311001/20200311001.html
・「AIフロンティアプログラム」はAIチップ・次世代コンピューティング分野における優れた人材を発掘し、独自性のあるものを生み出す人材を育成するもの。
・これまで同様の内容で助成等を受けたことがなく、日本のIT関連産業の発展に寄与する意欲がある18~40歳までの個人が対象。
・必要な資源の提供、伴走型の研究開発サポート、技術や経営に関するアドバイスなどを育成者は受けれる。
サプライチェーン市場のAI分野は年平均で45.3%で成長、2027年までに218億ドル市場に到達する見込み
Artificial Intelligence (AI) in Supply Chain Market to Grow at a CAGR of 45.3% to Reach $21.8 billion by 2027, Largely Driven by the Consistent Technological Advancements in the Supply Chain Industry
https://www.globenewswire.com/news-release/2020/03/11/1998823/0/en/Artificial-Intelligence-AI-in-Supply-Chain-Market-to-Grow-at-a-CAGR-of-45-3-to-Reach-21-8-billion-by-2027-Largely-Driven-by-the-Consistent-Technological-Advancements-in-the-Supply-.html
(Meticulous Research 2020/03/11)
・サプライチェーンおよび物流業界における運営の複雑さを解決する可能性からAIの利用が大きく伸びると想定されている。
・サプライチェーンプランニング、倉庫管理、車両管理、仮想アシスタント、リスク管理、在庫管理、計画とロジスティクス分野でのAI活用が想定されている。
・予測期間中で最も成長するのはアジア太平洋地域だと考えられ、若くて技術に精通した人々が多くいることが大きな要因となっている。
AIベンチャー企業がFacebookを機械学習モデルを高速化するコードを盗用したとして提訴
AI startup accuses Facebook of stealing code designed to speed up machine learning models on ordinary CPUs
https://www.theregister.co.uk/2020/03/11/facebook_ai_chips/
(The Register 2020/03/12)
・提訴したNeural Magicはハードウェアに頼らずに演算処理を高速化することを得意としている2017年に設立されたベンチャー企業。
・同社の元従業員が機密情報にあたるコード内容を、契約に反しFacebookに持ち込んで開示したとして利用の停止を求めて訴訟している。
・問題となっているコードはFacebookエンジニアによってGitHub上で「Sparse GEMM JIT」と公開されているもので、現在同社は公開のさし止めも求めている。