西鉄、福岡市郊外でAIバス 高齢者の通院支援、ほか【AI最新ニュース】

西鉄、福岡市郊外でAIバス 高齢者の通院支援、ほか【AI最新ニュース】

ウォルマートが、AIテクノロジーに関する従業員の不満は問題ではないと主張

Walmart says employee complaints about AI technology are a non-issue
https://www.foxbusiness.com/technology/walmart-employee-complaints-ai
(FOX BUSINESS 2020/05/31)
・ウォルマートが導入したAI(アイルランドのソフトウェア企業Everseenが開発したもので、防犯カメラの映像を分析し、顧客がセルフチェックアウトラインでスキャンした商品の確認をする)が従業員と経営者の間で問題になっている。
・経営者側は作業効率の向上が確認できたとして問題がないことをアピールする一方で、従業員側からは商品の二重チェック問題や万引き防止システムの過剰反応などの対応に追われる問題が起きていると指摘されている。
・ウォルマートは新システムの導入により複雑化した手順に従業員が対応できるように体制は整えており、それ以上にセルフチェックレジがもたらす非接触型のショッピング体験が大きなメリットになるとしている。

西鉄、福岡市郊外でAIバス 高齢者の通院支援

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59819740R00C20A6LX0000/
(日本経済新聞 2020/06/01)
・西日本鉄道がAIを使ったオンデマンドバス「のるーと」の運行を福岡市西区の壱岐南地区で始めた。
・「のるーと」は、決まった運行ルートではなく、専用アプリで乗車を希望した利用者を、AIによる効率的な運行ダイヤで指定時間に乗降地点に迎えにいくシステムであり、乗客数が減りながらも必要性がある便の維持を狙う。
・「のるーと」の導入は福岡市東区の人工島アイランドシティに次いで2例目で、アイランドシティでは2月までに約7000人が専用アプリをダウンロードし、1日平均170人が利用しているという。

NTTデータと岩手医大、AIによる画像診断システムを実証実験

https://www.zaikei.co.jp/article/20200601/568970.html
(財経新聞 2020/06/01)
・NTTデータは、岩手医科大学と共同で、大動脈瘤に関する臨床意思決定支援システム(AIが医療画像データから大動脈瘤の自動判定を行う)の実証実験、診断に対する結果の評価や、CT診断業務における放射線医の負荷削減効果を確認する。
・医療画像を用いて診断を行う放射線科医は、世界で不足していると言われており、国内では地方でその傾向が顕著となっているなか、AIの活用を望む声が上がっていた。
・実証実験は6月19日から2023年1月31日までで、岩手医大附属病院の患者データ2万7,000人分(内訳:大動脈瘤の目的で撮影された患者4,500例+循環器疾患以外の目的で撮影された患者2万2,500例)のデータをAIに学習させ、大動脈瘤の自動判定と臨床意思決定支援システムの性能診断評価を行う。