たった数分の作業であなたも火星探査車のAIの訓練に協力できる、ほか【AI最新ニュース】

たった数分の作業であなたも火星探査車のAIの訓練に協力できる、ほか【AI最新ニュース】

たった数分の作業であなたも現在活動中の火星探査車のAIの訓練に協力できる

https://jp.techcrunch.com/2020/06/13/2020-06-12-you-can-help-a-mars-rovers-ai-learn-to-tell-rocks-from-dirt/
(TechCrunch 2020/06/13)
・火星探査車Curiosityの行路を指示するために、画像から岩や土などの特徴物を判定する必要があるが、特徴物の判定を機械学習によって解決したいと研究者チームは考えている。
・そのためには、火星の地表の画像に地形タイプのラベルをつけたサンプル画像が一定枚数必要であり、一般の人々にアノテーション(ラベル付け)作業への協力を求めている。
・現在のところ目標としている約9000枚のうち、ほぼ半分にラベルがついたものの、画像は今後も増加するとしており、現在は英語のみの対応だが、今後はスペイン語、ヒンズー語、日本語などに対応するとしている。

原敬の声、AIで再現へ 県立大准教授、顔の骨格差から計算

https://www.iwate-np.co.jp/article/2020/6/14/79645
(岩手日報 2020/06/14)
・岩手県立大の槫松理樹(くれまつ・まさき)准教授(知能情報処理)が明治の政治家・原敬(1856~1921年)の声を再現する研究を進めている。
・歴史上の人物の音声再現はこれまでも試みられてきたが、今回の仕組みは顔写真さえあれば作成が可能となっている。
・医療分野に応用できる期待もあり、新たな音声再現のアプローチとして注目を集めると考えられる。

AIが児童虐待の予兆を検知、フロンテオがソフト提供

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60344730V10C20A6000000/
(日本経済新聞 2020/06/15)
・AIによるデータ解析事業を手掛けるフロンテオが、児童虐待の兆候をAIによって検知するソリューションの提供を始めたと12日に発表した。
・児童相談所の相談記録や面談記録などのテキストデータをAIが解析し、早期に対応が必要な案件の優先順位を付けることができるとしている。
・過去に児童虐待と認定されたときの記録や、児童相談所で虐待を担当する児童福祉司らの判断軸をAIに学習させたという。