PyTorchとAWSがTorchServeによって機械学習プロダクトの救済主になる、ほか【AI最新ニュース】

PyTorchとAWSがTorchServeによって機械学習プロダクトの救済主になる、ほか【AI最新ニュース】

新しいAIが合成した音響を人間に現実のものと信じさせる

New AI Dupes Humans into Believing Synthesized Sound Effects Are Real
https://spectrum.ieee.org/tech-talk/artificial-intelligence/machine-learning/new-ai-dupes-humans-into-believing-synthesized-sound-effects-are-real
(IEEE 2020/08/10)
・テキサス大学サンアントニオ校の研究者らは、映像に効果音をつける際の一連の作業を行うアルゴリズム「AutoFoley」を発表した。
・ワンフレームから画像の特徴を抽出して適切な効果音を決定するモデルと、フレーム内オブジェクトのアクションを動画から分析するモデルを組み合わせることで、AutoFoleyはあらかじめ用意された効果音から映像に適切だと考えられるものを合成するモデルになっている。
・AutoFoleyは音声と画像がタイミング的に一致するもの(雷など)よりも、アクションごとに一致するもの(雨音)のほうが得意としており、実験では調査対象となった学生の過半数以上がAutoFoleyで生成されたものの方をオリジナル音源だと誤認した。

PyTorchとAWSがTorchServeによって機械学習プロダクトの救済主になる

How PyTorch And AWS Come To The Rescue Of ML Models In Production
https://analyticsindiamag.com/aws-pytorch-torchserve-machine-learning-production/
(AIM 2020/08/15)
・CVDC2020は、「TorchServeを使用してAWSでPyTorchモデルを本番環境にデプロイする方法」に関するSuman Debnathの講演で始まった。
・背景にはPyTorchの利用が増加していながら、公式モデルサーバーがなく、スケーリング、セキュリティなどで独自のシステムを構築する必要があり、現在クラウドベースのPyTorchプロジェクトの83%がAWSで行われているため。
・TorchServeは、カスタムコードを記述せずに、トレーニング済みモデルを大規模に簡単にデプロイできるPyTorchモデル配信ライブラリで、利用することにより大幅に学習モデルを本番環境にデプロイして管理することを容易にした。

Unity3Dの機械学習について知っておくべきことのすべて

Everything You Need To Know About Machine Learning In Unity 3D
https://analyticsindiamag.com/everything-you-need-to-know-about-machine-learning-in-unity-3d/
(AIM 2020/08/16)
・Unity3Dはインタラクティブなリアルタイム3Dコンテンツを作成および操作するための一般的なプラットフォームのこと。
・Unity Machine Learning Agents(ML-Agents)は⑴まずML-Agents Unityパッケージを統合したうえで、⑵ 次に統合されたUnityプロジェクトを接続し、適切な動作を学習するためにエージェントのトレーニングを開始し、⑶トレーニングが完了したら、トレーニング済みのエージェントモデルをUnityプロジェクトに埋め込むことで利用できる。
・Unity3DはApache2.0のライセンスをもつオープンソースであり、さまざまなアルゴリズムと低レベルのPythonAPIが含まれており、高度なAIと研究のユースケースを従事させることができる。