ReRAMを活用して自立型のAI学習性能を向上、ほか【AI最新ニュース】

ReRAMを活用して自立型のAI学習性能を向上、ほか【AI最新ニュース】

ReRAMを活用して自立型のAI学習性能を向上

https://eetimes.jp/ee/articles/2009/11/news080.html
(EE Times Japan 2020/09/12)
・次世代メモリ技術の開発を手掛けるイスラエルのWeebit Nanoは、シリコン酸化物(SiOx)抵抗変化メモリ(ReRAM)技術を活用したAIに関する最新の研究結果を発表した。
・SiOxReRAMは「NAND型フラッシュメモリと比べて1000倍の処理速度、1000分の1の消費電力、100倍の耐久性を実現できる可能性がある」としており、NANDフラッシュの後継メモリの有力候補と見られている。
・ReRAMは、再学習を自動で行える自立型AIへの応用において注目されており、同タイプのメモリを利用することで学習が継続的に行える可能性について研究が進められている。

ソフトバンクG、英アーム売却発表 米エヌビディアに

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63791860U0A910C2MM0000/?n_cid=DSREA001?n_cid=DSREA001
(日本経済新聞 2020/09/14)
・ソフトバンクグループが傘下の英半導体設計大手アーム社を米半導体大手エヌヴィディアに最大400憶ドルで売却すると発表した。
・エヌビディアは自社の普通株式を対価の一部としてする予定で、ソフトバンクグループはエヌビディアの大株主として約7%前後の同社株を保有する見通しだが、同社がソフトバンクグループの子会社や関連会社にはならないとしている。
・米国や中国、英国などの規制当局の承認が必要となっており、売却完了までに約18カ月を見込んでいる。

チェスを台無しにしたAIが、いまチェスに輝きを再び与える

AI ruined chess. Now it’s making the game beautiful again
https://arstechnica.com/gaming/2020/09/ai-ruined-chess-now-its-making-the-game-beautiful-again/?comments=1
(ars technica 2020/09/13)
・人間より強いAIが誕生したことで、現在のチェスは人間の創造力の勝負というよりもコンピュータの調整勝負という側面が強くなってきていることに一部で悲観的見方がある。
・今回チェスの元世界チャンピオンであるKramnikとAIがチェス・囲碁・将棋で人間よりも強いことを証明したAlphaZeroの開発社であるDeepMindが組み、初期配置を自由に組めるチェス960(フィッシャーランダムチェス)のような新たな形で楽しめるチェスの姿をAIを使って探し、いくつかのアイディアを発表した。
・キャスティングしないチェスや、自分の駒をとることができるチェスなどが提案され、Kramnik氏がおれらのルールは人間が楽しみうえで創造力を使え魅力的であるとしている。