中国の新興企業、AI分野で3兆円調達 16年以降
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63958590X10C20A9FFE000/
(日本経済新聞 2020/09/17)
・中国政府がAI強化方針を打ち出した2016年以降、AI分野での資金調達が急増し、非上場企業だけで2037憶元(約3兆1千億円)に達した。
・非上場企業がベンチャーキャピタルやIT大手の投資部門から集めた出資額を合計したもので、1998年からの合計額が2037憶円となり、16年以降が86％を占めている。
・都市別の調達額としては、首位は理工系の名門大学が多い北京（740億元）、２位は深圳（306億元）、3位は上海（184億元）だった。
機械学習で「ドラクエ」のゲームバランスを調整 SBクラウドとスクエニが共同研究
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2009/18/news120.html
(ITmedia 2020/09/18)
・ソフトバンクとアリババグループの合弁会社であるSBクラウドと、スクウェア・エニックスが機械学習を利用した共同研究を実施したと発表した。
・スクウェア・エニックスのスマホ向けデジタルカードゲーム（ドラゴンクエストライバルズ）において、機械学習を利用してプレイヤー間で流行しているカードなどを分析し、コンピューター対戦のバランス調整に役立てる。
・研究では、過去に収集したプレイヤーの行動ログデータを分析し、流行しているカードやデッキ、勝利の要因などを推論し、カードの利用状況を可視化した。
・研究環境としてはSBクラウドが提供するAlibaba CloudのプロダクトであるNVIDIA GPUを搭載した仮想サーバ「Elastic Compute Service（ECS）」と、ビッグデータ処理プラットフォーム「MaxCompute」を利用した。
自分の過去の会話を検索するLuther.AI、Google検索とは異なるアプローチ
https://jp.techcrunch.com/2020/09/18/2020-09-16-luther-ai-is-a-new-ai-tool-that-acts-like-google-for-personal-conversations/
(TechCrunch Japan 2020/09/18)
・新興企業のLuther.AIが、記憶を検索するためのツールとして、音声を録音して書き起こして仮想メモリーバンクに登録し、AIを利用してネットで会話したり検索しているときに取り出してくれるサービスを発表した。
・同プロダクトは神経科学と自然言語処理、ブロックチェーンの一体化により可能になったと同社のCEOは語っている。
・ブラウザを利用するプロダクトをリリースしたのちに、最終的にスタンドアロンのアプリの作成や、APIの公開による他アプリへの組み込みなどを目指している。